株式会社兎ッ兎(鳥取県鳥取市/代表:前岡美華子)が運営する兎ッ兎ワイナリーは、京都府下で45年間ブドウ栽培を続けている専門家の梅垣誠氏をお招きして、1年を通したワイン用ブドウ栽培の研修会「梅垣塾」を開催します。
【背景】
梅垣氏は、昭和52年から自社圃場にてブドウ栽培の試行錯誤を続け、その知見を分け隔てなく広めてこられました。それにより梅垣氏を師事する多くのブドウ栽培家が全国に巣立っています。当社の代表である前岡もその一人で、ブドウ農家として育て、理念を共有し、兎ッ兎ワイナリー創設にご尽力いただきました。いわば、兎ッ兎ワイナリーの生みの親です。『悠々としてブドウを育てる』を目標に掲げる梅垣メソッドは、ブドウ栽培通して私たちの生き方をも問うものです。
昨今の気候変動による温暖化により、全国各地でブドウの色づき不良や産地の北上など主力品種であったブドウ栽培が難しくなっている今日、温暖化を見据え持続可能なブドウ栽培を今一度見つめなおす機会と考えています。
兎ッ兎ワイナリーは、サステイナブルなワイン造りを実現するために、自社だけでなく日本ワインの産業全体がブドウ栽培に必要な環境保全や知識共有、技術継承に少しでも役立てるように努めてまいります。
【梅垣誠氏プロフィール】
梅垣氏は、京都府福知山市三和町にて、生食用ブドウ120種以上、ワイン用ブドウ60種以上に加え、自身が交配されたオリジナル品種の開発、育成に取り組まれております。また、長年にわたり研究された、化学肥料に依存しない栽培体系や地球環境の変化を見据えた品種改良技術は、現在の持続可能なブドウ栽培(SDGs)の視点からも注目されています。
今年1月27日(金)に新発売するワイン(2品種)の原料である自社独自品種の創始者でもあります。
【開講の主旨】
ワイナリー事業者をはじめ県普及員、農家など民間行政問わず、山陰地区に広く門戸を開きさまざまな課題を参加者で協議しながら実践的な「学びの場」とし、次世代のブドウ農家の育成とワイン用ブドウ品質向上の底上げに取り組みます。
(1) 日 程 年7回(予定) 1/26(木)、2/16(木)、3/23(木)、6/29(木)、7/27(木)、他2回
(2) 内 容 ワイン用ブドウ栽培の研修会(詳細は添付資料をご覧ください。)
(3) 日 時 13:30~16:30
(4) 会 場 兎ッ兎ワイナリー
(5) 参加費 1,000円/回
(6) 定 員 最大20名 ※定員になり次第、受付終了となります。
(7) 申込締切 第1回:1/26(木)は、1/19(木)18:00
※第2回以降は、兎ッ兎ワイナリーSNS公式アカウントで発信予定
お問い合わせ
株式会社兎ッ兎(広報担当:川本、TEL:0857-30-0003、e-mail:totto-winery@dune.ocn.ne.jp)
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